ホームスクーリングとは

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ホームスクーリング(英語: homeschooling 訳:在宅教育)は、学校へ通うことなく、家で学習することを指す。オルタナティブ教育(従来の学校から離れたオルタナティブ(もう一つの)な学習の場を子どもたちに提供し、社会生活に必要な知識や人間関係のあり方を学ぶこと、そのためのさまざまな学びや育ち・生き方を身につける)の形式のひとつであり、ホームスクール(英語: homeschool)、ホームエデュケーション(英語: home education)などともいう呼び方をすることもある。

ホームスクーリングには幾つかの種類があり、保護者(管理・教育)のもとで教科書やインターネットで在宅講座を受けるラーニング・アット・ホーム、他のホームスクール生徒とともに講義を受けるアンブレラ・スクール、子どもの自主性に任せて本人の学習する意欲・興味に従って教育を進めるアンスクーリング(ナチュラル・ラーニング)等がある。

近代以前は交通機関が未発達だったこともあり、当時の学校は寄宿舎制が大半であったため、子供を学校に通わせずに家庭教師を付けて自宅で教育する裕福層が多かった。

このホームスクーリングが現在、世界中で増加しているとのことですが、どのような背景があるのでしょうか。

世界の義務教育制度:文部科学省のデータによると、

就学義務あり→日本、アメリカ(州による)、ドイツ(州による)、韓国

就学義務なし→イギリス、フランス

となっています。

このデータにない国の制度も気になりますが、ここで注目すべき点は「就学義務がない国が存在する」ということです。ただし、就学義務のないイギリスやフランスでは、「教育義務」が存在します。いわゆる「学校」に通わなくてもいいけれども、子どもが教育を受ける義務はあるのです。

また、親が意図的に教育を子どもに受けさせなかったことに対する罰則も既定されていますが、ほとんどの国が罰金刑のようです。

国や家庭事情によって様々だと思いますが、では、なぜ学校があるのに通わないのでしょうか。

(1)学校が信用できない・いじめなどで学校が怖くて行けない

これが一番の理由だとを感じている方も少なからずいるのではないでしょうか。
多人数クラスでの教育、いじめ、学校教諭の学童への無関心、刑事事件を起こす教諭など・・・
これらのネガティブな事柄から子どもを退避させるために選択肢としてホームスクーリングを選択する。


(2)試験結果が人生の全てではない

学校では様々な試験(学力テスト・習熟度テストなど)が行われ、試験の結果、すなわち数字で学力を評価されます。学校によっては試験結果を貼り出して成績優秀者を優遇する学校もあるそうですが、、、。
試験の結果が、今後の人生に役立つのか?という疑念から、ホームスクリーングを選択する家庭もあるのではないでしょうか。社会に出てから営業成績で判断するといった競争をさせるには学生時代にはまだ早いということも理由のひとつなのかもしれません。


(3)身近に学校より優れた教育資源を受けられる環境が整っている

裕福層など経済的資産があったり、もしくは経済的資産が無くとも、近親含め周囲に有教育資格者や私塾・教育施設などの教育資源を有している場合には、学校へ通わせずとも子供にとって有意義な教育を受けることが可能な環境が整っているためホームスクーリングを選択する。


(4)子どもの選択肢を増やす

義務教育が果たして本当に子供に必要なものなのか?と疑念を抱きたくなる現代社会の現れのひとつかもしれません。子供が学校に行きたくないなら、無理して行かずとも勉強はどこでも出来るし、やりたいことへの才能をのばすといった考えの表れとも言えるかもしれません。

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